2011年2月27日日曜日
こんにちわマーチンさん(1994)
カセット作品(1994年発表)
CD:オフノート/Off Note NON-15(2002年5月19日再発)
収録曲:
01. とまらない汽車
02. 日々のあわ
03. まっくろくろすけ
04. ダーティ オールドタウン (作詞・作曲:Ewan MacColll/訳詞:中川五郎/改訳:オクノ修)
05. 帰ろう 帰ろう
06. ハートランド
07. フィッシン ブルース (原曲:Henry Thomas)
08. ランベルマイユ コーヒー店
09. いやな唄 '94(詩:岩田宏)
10. 風がねむる僕の丘を
11. 電車が出てゆく
12. 春
13. 夜がそこまで
作詞・作曲:オクノ修
※注記のある作品をのぞく
1994年録音(Riverside Coffee Factory/京都)
オクノ修:vocal & guitar(Martin D-18)
ひとりでギターを弾いて、唄をうたう事は簡単に始められるけれど、とても奥が深くどこまでも終わらない道のようだ。時々、あーやっぱりへたくそだと挫けそうになるけれど、でも3年前よりは今の方がましだと思える時もある。
そんな事をくりかえしている時、中古楽器店でマーチンD18に出会った。とてもオールドとよべる物ではなく、しかも側板にキズありの14万8千円であった。その値段こそが、一番僕を動かしたのであるが、何度も買うまでにためし弾きをしてきめたのである。
それから僕の焙煎小屋でのマーチンギターとの日々が始まった。最初は指がいたくていやになったが、それもすぐによろこびに変る所が、何かに似ていたりして……いやそういう事ではなくて毎日弾いているうちにだんだん自分の曲が、フィンガーピッキングで唄えるようになっていったのであります。そのよろこびを伝えたくてまだつたない所もあるけれど、焙煎小屋で、カセットデッキで録音して、友達に配ったのが、このCDの原型のカセット作品こんにちは(わ)マーチンさんであります。
ちなみにランベルマイユコーヒー店という曲の頭あたり、焙煎小屋の横を流れる川の音が聞こえるのがちょっと好きです。
(オクノ修、2002年2月20日/オフノート盤ライナーノーツより)
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